作者:斎藤 すず
あらすじ・感想
戦争という悲劇を防ぐため、高校生に『VRによる戦争体験学習』が課され、主人公・古橋優馬はクラスメイトたちとともに、仮想現実へとダイブする。
単なるごっこ遊びだったはずのその実習は現実のサバイバルへと変貌してしまう。
ノルマンディー上陸作戦を経験するはずが、ダイブした場所は荒廃した東京。
過去の戦争体験だったはずが敵対するのは兵士ではなく怪物。
「申し訳ない」と謝りながら敵にやられていく大人たち。
そんな殺伐とした仮想現実の中で優馬は『フロストバイター』と異名をもつ少女・雨宮千歳と出会う。。。
仮想現実にダイブしてログアウトできずにデスゲームに巻き込まれるという、どこかSAOを彷彿とさせる設定が面白く、発売前から気になっていました。
1巻は主人公やヒロイン、仲間たちと力を合わせてこの仮想現実の中でのサバイバルゲームを生き残っていくといった感じです。
王道の展開を抑えつつ、最後はどんでん返しも用意されていたりして、すごく読みごたえある1冊でした。(ヒロインが最高に可愛い!)
1巻がきれいに終わっていたので、2巻は出すの難しいかな?と思っていたら、割とすぐ2巻も発売されて、いい意味で驚きました。
2巻は現実世界と仮想世界を行き来しながら、修行をしつつ強敵とも戦い、ヒロインの秘密も明らかになっていくと言った感じ。
うまく話が広がってきて、これからも楽しみなシリーズになりそうです。
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