作者 紙城境介
あらすじ
中学2年の夏、伊理戸水斗は同じクラスの綾井結女から告白を受け、付き合うことになった。
はじめのうちはカップルとして仲良く過ごしていた二人だったが、些細な行き違いからお互いを疎むようになり疎遠になってしまう。
そのまま中学を卒業し高校の入学式前、水斗は父親から再婚するという話を聞く。
そして紹介された相手の女性とその連れ子は、なんと元カノの結女とその母親だった。
元恋人との同居生活にとまどい いがみ合いつつも、親の幸せを思う二人は元恋人出会ったことを隠し、義兄姉として接していくのだった。
高校もお互いが行かないであろう高校を選んだ結果、同じ高校、同じクラスに通うことになった二人は学校でも家でも同じ時間を過ごすことになるのだった。
気まずく、いがみ合いつつも(親に)気を使い、一緒に過ごしていくうちに、かつての恋心を思い出していく・・
この物語の魅力
元恋人だった二人が兄姉になってしまうという衝撃展開から、日常パートの第三者視点だとイチャついてるように見える罵り合いが面白かったり、
水斗と結女の両方の視点で書かれる二人の心情がとてももどかしかったり、文学少年・文学少女らしく少しひねった言い回しがクスッとさせられたりと
面白いと感じるポイントがたくさんあるのが特徴。
最初は言い合いをしつつも恋心を思い出していくといった感じですが、巻数を負うごとに少しづつ甘々度が上がっていきます。
かと言ってただ甘いだけではなく、雰囲気や二人の心理描写もすごく良い感じで飽きさせません。
近々アニメ化もするらしいのでそちらも楽しみです。
既刊
1 継母の連れ子が元カノだった 昔の恋が終わってくれない
2 継母の連れ子が元カノだった2 たとえ恋人じゃなくたって
3 継母の連れ子が元カノだった3 幼馴染みはやめておけ
4 継母の連れ子が元カノだった4 ファースト・キスが布告する
5 継母の連れ子が元カノだった5 あなたはこの世にただ一人
6 継母の連れ子が元カノだった6 あのとき言えなかった六つのこと
7 継母の連れ子が元カノだった7 もう少しだけこのままで
・楽天 → 継母の連れ子が元カノだった
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