カノジョの妹とキスをした。 3巻 感想

作者 海空りく

シリーズの紹介はこちら → カノジョの妹とキスをした。

感想

前回はとても不穏なところで終わっていましたが、今回の巻では一旦物語を深堀りしてやり直しをした感じです。

とはいえ、深堀りをした分物語に厚みが出てきたことは間違いなく、やっぱり面白い物語でした。

今回は(今回も?)時雨との仲がどんどん深まっていきます。ここまで来ると時雨がメインヒロインで晴香エンドは考えられないなーって感じです。

時雨との距離が縮まった分、晴香との溝は広がり、晴香との溝が広がった分博道が傷つき、時雨が博道を慰めてまた距離が縮まっていく。

負のスパイラルというか時雨の愛に溺れていく主人公の博道。

昼ドラとか少女漫画でよく見る、でもライトノベルではあまりなかったかもしれない展開で1巻からこの3巻まで来てしまいました。

今度の4巻で最終巻になるということで、新刊が出るたびに楽しみにしてた身としてはちょっと残念な気もしますが、

こういったシチュエーション系のラブストーリーは3巻~5巻くらいで終わるほうがスッキリした話になりそうな気はします。

まあ、スッキリというかドロドロになるんでしょうが・・w

最終巻は時雨と晴香の直接対決なのか、博道がきっちりどちらかとの縁を切るのか。どんな結果になっても誰かが(全員が?)不幸になりそうでちょっと怖いですね。

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