虚ろなるレガリア Corpse Reviver

作者 三雲岳斗

あらすじ

始まりは、たった一個の隕石だったと言われている。

たった一個の隕石の落下が日本という国家の崩壊の始まりだった。

隕石の落下と同時に東京上空に現れた巨大な龍。そして各地で魍獣(もうじゅう)と呼ばれる怪物たちの出現と、世界各地で巻き起こった“大殺戮”によって日本人は死に絶え、

日本全土は各国の軍隊と犯罪組織に占領された無法地帯と化してしまう。犠牲者の総数は一億二千六百万人以上。

鳴沢八尋は数少ない日本人の生き残り。

龍の血を浴びたことで不死の肉体を手に入れた彼は、無人の廃墟となった東京から美術品を運び出す“回収屋”として孤独な日々を過ごしている。

そんな八尋を訪ねてきたのは美術商を名乗る双子の少女ジュリロゼ

二人が八尋に依頼したのは、魍獣を従える能力を持つという謎の存在「クシナダ」の回収だった。

これは、廃墟の街で出会った少年と少女が紡ぐ、新たなる龍と龍殺しの物語。

この物語の魅力

ストライク・ザ・ブラッドの作者、三雲岳斗先生の新シリーズということで発売前から結構話題になっていた作品。

崩壊した日本、死に絶えた日本人という舞台で、龍の血を浴びて不死者になった少年と竜の力を宿し 魍獣を従える能力を持つ 少女が出会い物語が広がっていく。

ストライク・ザ・ブラッドを彷彿とさせる「こういう物語が読みたかった!」を形にしたような作品(私的見解)。ワクワクしながら読み進められました。

八尋は妹の珠依を探すため、妹の情報を持っているというジュリとロゼに従い、「クシナダ」の回収に向かいます。

襲い来る 魍獣、「クシナダ」を手に入れようとする別の組織との戦闘を繰り広げ、向かった先には待っていたのは・・・

早く次の巻が読みたくなる、これからの展開が楽しみなシリーズです。

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