作者 三月みどり
あらすじ
単位さえ落とさなきゃいいや、学校に行くのは最低限でも。
でもまあ、無難に勉強はして、普通に大学にも行って、なんとなくサラリーマンとかになって……。
家に籠ってゴロゴロしながら、そんなありきたりな未来を思い描いていた。
でも高校最後のあの春に、破天荒で天真爛漫で、そして誰よりも夢に向かって真っすぐなキミに出会い、染められてしまったんだ。
正反対のはずだった二人が出会い惹かれ合う。
恋と夢の実現という天秤で揺れる、二人の選択は――。
本当の自分自身と向き合い、うわべだらけの昨日にサヨナラを宣言し、青い春に狂い咲け!
この物語の魅力
この作品はボカロ楽曲を小説化したという、ちょっと変わった背景がある。
もともとのターゲットがラノベを読んでいる層でないためか、現在のラノベの流行などはある程度無視して作られている感じ。
それゆえに、普段ラノベを読まない人が読んでも楽しめそうな内容になっていると思います。
物語の内容は、学校へは必要な単位をとれれば後はサボってもよいと考えている不登校気味の生徒・桐谷翔が破天荒で自分の夢を追いかけている少女・七瀬レナと出会い、少しずつレナの影響を受けていく。といった話。
レナの破天荒な振る舞いに振り回されながら、だんだんと学校生活に馴染んでいく主人公としっかりと目標を持ち、自分がやりたいように振舞うヒロインの青春物語というのが、昔の漫画とかでよくあった展開といった感じがして懐かしい気持ちになります。
最近のラノベに飽きてる方や、ド直球な青春ものが好きな人にお勧めです!
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