作者:ナフセ
※ネタバレを含みますので読了後に読むことをおすすめします。
シリーズの紹介はこちら → リビルドワールドシリーズ
感想
リビルドワールドVI 上・下巻 読みました!
かなり面白かったので勢いで書いてますw
上巻では前巻で2大徒党の抗争に巻き込まれ無駄に(?)装備を使ってしまったアキラが久しぶりに荒野に遺物を探しに行くところから始まります。
そこで訪れたツバキハラビルでビルの管理者であるツバキと出会う。アルファの交渉により旧世界の遺物を出に入れることに成功するアキラ。しかしこのツバキはアキラの力量を試すため、後にちょっかいをかけてきます。
シェリルやヴィオラと協力し、遺物を売りさばいていくアキラに都市の職員のキバヤシからハンターランク調整依頼を受けることになるアキラ。その依頼の同行者としてドランカムより派遣されたユミナとともにクズスハラ遺跡の奥部でモンスターを狩っていく2人。
そんな中でユミナはアキラに自身の特訓を依頼する。思い人であるカツヤの傍に戻るために。
アキラの特訓を受け飛躍的に実力を伸ばしていくユミナ。
そしてハンターランク調整依頼の最後に訪れた遺跡で2人はレイナたち4人と一緒に旧世界の自動人形の捜索をしていく。しかし、ツバキの指示により動き出した自動人形+ティオルはアキラたちを襲撃してくるのだった。
そして上巻の最大の山場、自動人形戦では苦戦するアキラを絶妙な援護で助けるユミナ。
2か月もの間、一緒に行動し訓練した2人には確かな絆が生まれているような気がして、かなり熱い戦いでした。
下巻では強くなったユミナは念願かなってはカツヤたちのチームに戻ります。
そしてアキラとカツヤはクガヤマ都市の経営陣の権力闘争に巻き込まれ、敵対する形で戦場で相対することとなります。
お互いに引くことができない状況のなか、ユミナは2人の争いを止めようとするが止められず、カツヤを守るため、1人でアキラとの決闘に向かいます。
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上巻でアキラとユミナの絆が生まれるのを描き、下巻で対決させるという読者にとってはかなり心に重いものがのしかかってくるような展開でした。
ユミナへの想いを口にしてしまうアキラと、アキラの想いに気づいていながらカツヤのために決死の戦いを挑むユミナの戦いはどうしようもなく心が動かされるものでした。
こういう重たい展開が来るのがリビルドワールドの面白いところでもあり、好き嫌いが分かれるところでもあると思いますが、私は面白いと感じてます。
ただ、読了後の喪失感がハンパないので読むときは心して読むことをお勧めしますw
・Bookwalker
上巻 https://bookwalker.jp/decdcead3e-4738-47bf-83a9-382801b02377/?acode=x3t49wYt
下巻 https://bookwalker.jp/decb6ac862-5096-480f-853e-1042298b3baf/?acode=x3t49wYt
“リビルドワールドVI〈上〉統治系管理人格+リビルドワールドVI〈下〉 望みの果て 感想” への1件の返信