7月, 2021 | ハルブログ

作者　鴨志田一

あらすじ

GWの最終日。高校2年の梓川咲太はふと立ち寄った図書館で野生のバニーガールと出会う。彼女は同じ高校の先輩で元女優として有名な桜島麻衣だった。

バニーガール姿の彼女を誰も誰も気にしていないことを不思議に思った咲太は「桜島先輩ですよね？」「驚いた。君にはまだ私のことが見えているんだ」

彼女は周りから見えなくなっていき、彼女に関する記憶が失われるという不思議な現象”思春期症候群”の影響を受けていた。

この不思議な現象を解決するために行動を起こす咲太だが、咲太自身も思春期症候群の影響を受け始め・・

この作品の魅力

この作品の魅力はただ不思議な現象を解決するだけでなく、その先に大きな感動があることが挙げられます。

各巻ごとにヒロインが存在しており、そのヒロインたちが思春期症候群に巻き込まれ、それを解決していくのですが、

思春期症候群の原因がヒロインたちの抱えている悩みや問題が不思議な現象を引き起こしています。

この悩みや問題を解決するために主人公の咲太は奔走します。

時には絶望し、時には打ちひしがれながら全力で前へ進む主人公の姿はカッコよく、感動させられます。

私も5巻～7巻あたりは泣きながら読んでました。思い出深いシリーズです。

既刊

※2023年2月時点

月: 2021年7月