作者 宇野朴人
あらすじ
名門・キンバリー魔法学校に入学したオリバー・ホーン。東方の国から同じく魔法学校に流れ着いたナナオ・ヒビヤ。
二人は入学式に使役魔獣のトロールが暴走する事故が起こった際、協力してトロールを倒したことがきっかけで仲間となる。
おせっかいやきのオリバーと外国から来たばかりでまだキンバリーでの常識に疎いナナオ。
他の仲間達と一緒に学校生活を送るうちに二人は距離を縮めて行くのだった。
そして魔法剣の授業にて、模擬戦を行う二人。
ナナオのあまりの剣の冴えに、そして剣撃に乗る殺気に、隠すつもりだった実力を引きずり出されるオリバー。
「――ここに――」「―ここにござった」
ポツリと呟き、涙を流すナナオ。
高まり溶け合う両者の闘志。そうして二人は確信する。
― このまま、どちらかが息絶えるまで斬り合うのだと ―
二人の魔剣を巡る物語が、今始まる!
この物語の魅力
魔法学園モノで雰囲気はハリーポッターなんかに近い。
ヒロインのナナオをはじめ、各キャラクターが芯をしっかり持っていて、会話のセリフのひとつひとつがカッコいい。
魔境とも言われるキンバリー魔法学校で先生や先輩たちなんかも曲者ぞろいで、唐突な不運でいきなり苦境を迎えたりと先の展開が予測できない。
戦闘の描写が表現豊かで抜群に面白く、どんどん物語に引き込まれていきます。
そして主人公のオリバーには秘密があり、重く暗いものを背負っているので、ダークファンタジー寄りな物語が展開していきます。
既刊
1 七つの魔剣が支配する
2 七つの魔剣が支配するII
3 七つの魔剣が支配するIII
4 七つの魔剣が支配するIV
5 七つの魔剣が支配するV
6 七つの魔剣が支配するVI
7 七つの魔剣が支配するVII
・bookwalker → https://bookwalker.jp/dea46aca6d-2c71-466d-bfb5-5a6b83130d59/?acode=x3t49wYt
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