作者 篠崎芳
あらすじ
手にしたのは、絶望と――最強に至る力
クラスメイトとともに、異世界へと召喚された「空気モブ」の高校生・三森灯河。
クラスの面々はS級やA級の勇者として召喚されたが、灯河は唯一の最低ランクであるE級。
さらに取得したスキルは、その世界では「ハズレ枠」と称される【状態異常スキル】だった。
女神ヴィシスにより生存率ゼロの遺跡に廃棄された灯河は、絶望の奈落に沈みつつも、自身のスキルを駆使し魔物を蹂躙し続ける。
そして、光も届かぬ闇の底で灯河の胸に去来する思いは、たったひとつだけだった――。
「もし生きて戻ったら――覚悟、しておけ」
この物語の魅力
- 主人公が役に立たないと言われているスキルを取得すること。
- クラス単位の異世界転移ものであること。
- 最序盤で主人公がダンジョンの奥深くに落とされること。
- 主人公は他のクラスメイトとは離れて世界を旅すること。
上記のような設定が『ありふれた職業で世界最強』なんかに近く、序盤の展開も結構似通っている。
ただ、あちらよりもっとダークな世界観で、主人公も力量・ステータスが最強というより、不意打ちやからめ手を用いた知略で戦っていくのが大きな相違点。
クラスメイトもかなり強く、俗人も多いがあきらかに只物ではないような人物が何人もいて、見せ場も多い。
冒険・ファンタジーものとしてしっかり面白い。
ただし、敵側にクズな人間が多く、血生臭い雰囲気でちょっとグロい表現もあるため、苦手な人もいるかもしれません。
これらが問題にならなくて、クラス異世界転生系の作品が好きな方にお勧めです。
既刊
- ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで1
- ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで2
- ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで3
- ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで4
- ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで5
- ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで6
- ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで7
- ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで8
・Bookwalker
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