天使は炭酸しか飲まない

作者 丸深まろやか

あらすじ

久世山高校には、恋を導く天使がいる。

恋に悩んでいる人のもとに、ある日突然、恋のキューピットから手紙が届く。

キューピットには不思議な力があって、いうことに従えば、その人の恋はうまくいく。

恋に悩みはつきものだ。

気持ちを伝える勇気がほしい。意中の相手の好きな人が知りたい。誰かに悩みを聞いてほし  い。背中を押してほしい。

そんなやつらの気持ちが、俺には痛いほどわかる。

忘れられない過去があるから。そして、彼らを救える「ちから」があるから──。
 だから、俺、明石伊緒は“天使” となった。

「やっと見つけたわ、久世高の天使」

恋多き乙女、柚月湊の異常な惚れ癖を直すため、天使は少女の頬に触れる。記憶と恋がしゅわりと弾ける、すこし不思議な青春物語。

この物語の魅力・感想

主人公は過去に好きな相手に告白できずに死に別れてしまったという過去があり、その後悔から他人の恋愛を後押しをするという活動を行っています。

顔に触れた相手の想い人を知ることができる主人公はその力を使い、顔を隠しながら、天使としての活動を行っていたのですが、

ある日、同学年の美少女・柚月湊に天使の正体がバレて、自分の惚れ癖を直してほしいと、奇妙な依頼を受けるところから物語が始まります。

ジャンル的には学園青春もので、天使としての活動を行っている主人公のもとに、その巻のヒロインたちが問題を持ち込み、その問題を解決していくといった流れになります。

主人公やヒロイン、周囲の友達なんかもみんないいキャラをしていて、学園青春ものの良さを存分に感じられます。

青ブタや俺ガイルが好きな方はこの作品も刺さると思うのでおススメです。

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