モンスターのご主人様

作者　：　日暮眠都

あらすじ

とある高校の学生が全員まとめて異世界に転移した。

転移によってチートな能力を得た学生たちの争いに巻き込まれ、モンスターの跋扈する危険な森をさまよっていたおれ・真島孝弘を助けたのは、１匹のスライムだった!?　

–おれには””モンスターを眷属にする能力””が与えられていたのだ！　

スライムにリリィと名付け、さらにマジカル・パペットのローズを眷属に加えたおれは、数日後、森の中で学校一の美少女・水島美穂の死体を見つけた。

水島美穂の死体を体内に取り込んだリリィは、彼女の姿に擬態し――健気なモンスターたちと紡ぐ、異世界サバイバルファンタジー！

学校の生徒全体という設定はあるが、中身は王道な異世界転生もののファンタジー。

似たような設定のラノベは割とよくあるが、逆に言えば心躍る中二病設定が山盛りになっている。

序盤で少し非道徳的と言える場面が出てくる（あらすじにある少女の死体をスライムが取り込む）ので、そこは好き嫌いが分かれるところです。

そこさえ乗り越えてしまえば、

などなど、序盤から絶望的な戦いを繰り広げていくこともあって、読み始めてしまえば手が止まらなくなってしまいます。

主人公最強・仲間モンスター最強といった感じではなく、仲間モンスターを従えた主人公が少しづつ強くなり、仲間モンスターと心通わせながら世界で自分たちの居場所を探していくといった感じ。

結構長く続いているだけあってしっかり面白い、隠れた？良ラノベです。

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