シリーズ | ハルブログ

作者：　星崎崑

あらすじ

死まで配信される異世界を、闇の能力で駆け抜ける――！！

「はは……。マジかよ……」

異世界でヒカルを待っていたのは、見渡す限り広大な森。
濃密な気配を纏い、凶悪な魔物を孕んだ大自然だった。

ある日突然全世界に響いた「神」の声。

それは「無作為に選んだ１，０００人を異世界に転移させ、
その様子を全世界に実況する！」というものだった！！

――望む、望まぬにかかわらず、
すべての行動を地球の全人類に観賞される特殊な“異世界”。

懸けた命の数さえ【視聴数＝ギフト】に変わる無慈悲な世界で、
常時億単位の視線に晒され、幾度となく危機に直面しながらも、
ヒカルは闇の精霊の寵愛を受け、窮地に陥る剣士の少女を救い、
殺された幼なじみの少女の姿を異世界に探して、
死と隣り合わせの世界を駆け抜ける！！

無作為？に神に選ばれた１０００人が異世界へ転移して異世界で生活し、その様子を全世界の人に配信されるというちょっと変わった異世界転移もの。

１０００人の転移者に選ばれてしまった主人公・ヒカルの幼馴染に最後のお別れを言いに行ったら、幼馴染が殺されており、代わりに主人公が異世界へ飛ばされてしまい、

その状況からヒカルが幼馴染殺害の犯人だと疑われてネットで叩かれてしまうという序盤からの鬱展開が読んでいて面白い。

ヒカルの異世界での生活とそれを見ている人のネットでの書き込みという両面から物語を楽しめて、この物語にしかない面白さがあります。、

など、魅力的なキャラクターもそろっていて読んでいて飽きが来ません。

異世界でのモンスターとの戦闘も結構ギリギリの戦いといった感じで、読んでいて普通に面白いです。

あまり有名じゃない（多分）かもしれませんがかなり面白い作品なのでぜひ一度読んでみることをお勧めします。

難点はWEB原作のほうではもう完結していて、５巻くらいで終わりそうなところ。

作者は人気が出て、要望が多ければ続きを書くかもと言っているので、ぜひ人気になって続きが読みたいところです。